犬
- 2ヶ月齢
- 5種混合ワクチンを接種します。
2ヶ月齢から開始する理由は、母犬からもらった免疫(移行抗体)が弱まり始める子がいるからです。長く保つ子は4ヶ月齢くらいまで持続しています。

- 3ヶ月齢
- 5種混合ワクチンを接種します。
母犬からもらった免疫(移行抗体)が消えてしまう時期は個体差があります。そのため、2ヶ月齢以降は1ヶ月間隔で接種します。
同時に社会化がほぼ完了する時期です。ここまでにいろいろなものを見せたり、聞かせたりしましょう!

- 4ヶ月齢
- 5種混合ワクチンを接種します。
このワクチンが1番大事です。16週齢までに母犬からもらった免疫(移行抗体)は消失してくると言われます。母犬からの免疫があるとせっかくワクチンを打っても効果がありません。なので、母犬からの免疫の影響が消えた16週齢(約4ヶ月齢)以降にワクチンを接種することが重要になります。

- 5ヶ月齢
- 狂犬病ワクチンを接種します。
海外から狂犬病ウイルス侵入に対抗するため義務付けられている接種です。
年1回接種が必要です。

野生動物と間接的に接触する可能性のある子
- 狂犬病ワクチンの1週間後以降で初夏から秋
- レプトスピラワクチンを接種します。
キャンプに同伴する子、行きつけのドッグランが山の方の子、お散歩コースに舗装されていない山道がある子など野生動物と間接的に接触する可能性のある子が対象です。

- レプトスピラワクチン接種から1ヶ月後
- レプトスピラワクチン2回目を接種します。
初年度のみ2回接種が必要です。次年度以降は1回接種でOKです。
- 追加接種は7月初旬ごろ(毎年)
- 秋口に多い感染症と言われているため、追加接種は7月初旬ごろをお勧めしています。

みんな共通
- 1歳
- 1歳になる頃、5種混合ワクチンを接種します。
4ヶ月齢で接種したワクチンの効果を強化するためのワクチンです。

- 2歳
- 最後の接種から1年経つ頃、抗体価検査(ワクチンの効果が残っているかの検査)をオススメしています。十分な抗体価が残っていた場合、その年のワクチン接種は不要です。

- 追加接種or再検査
- 必要に応じて、5種混合ワクチン追加接種(弱まってきた免疫を思い出させるため)もしくは、抗体価検査(まだ残っているか検査)を行います。
猫
- 2ヶ月齢
- 3種混合ワクチンを接種します。
2ヶ月齢から開始する理由は、母猫からもらった免疫(移行抗体)が弱まり始める子がいるからです。長く保つ子は4ヶ月齢くらいまで持続しています。

- 3ヶ月齢
- 3種混合ワクチンを接種します。
母猫からもらった免疫(移行抗体)が消えてしまう時期は個体差があります。そのため、2ヶ月齢以降は1ヶ月間隔で接種します。

- 4ヶ月齢
- 3種混合ワクチンを接種します。
このワクチンが1番大事です。16週齢までに母猫からもらった免疫(移行抗体)は消失してくると言われます。母猫からの免疫があるとせっかくワクチンを打っても効果がありません。なので、母猫からの免疫の影響が消えた16週齢(約4ヶ月齢)以降にワクチンを接種することが重要になります。

- 1歳
- 1歳になる頃、3種混合ワクチンを接種します。
4ヶ月齢で接種したワクチンの効果を強化するためのワクチンです。

完全室内飼育の少頭数のご家庭
- 2歳
- 最後の接種から1年経つ頃、抗体価検査(ワクチンの効果が残っているかの検査)をオススメしています。十分な抗体価が残っていた場合、その年のワクチン接種は不要です。

- 追加接種or再検査
- 必要に応じて、3種混合ワクチン追加接種(弱まってきた免疫を思い出させるため)もしくは、抗体価検査(まだ残っているか検査)を行います。
多頭飼育のご家庭
- 2歳
- 多頭飼育のご家庭では特に猫風邪が蔓延する可能性があるため、毎年接種が推奨されています。

外に行く子がいるご家庭
- 2歳
- 4種もしくは5種混合ワクチン(猫白血病ウイルスが入っているもの)を毎年接種することが推奨されています。

